Shopifyアプリ解説31:複雑な購入制限を一元管理し、運用の手間とミスを減らす「RuffRuff 注文制限」

Shopifyアプリ解説31:複雑な購入制限を一元管理し、運用の手間とミスを減らす「RuffRuff 注文制限」

Shopifyストア運営でよく出てくる「購入数を制限したい」「特定の条件に合う注文だけを受けたい」「同梱できない商品がある」といった課題を解決できるアプリ 「RuffRuff 注文制限」をご紹介します。

セール時の転売対策や、会員限定販売、出荷の都合による同梱不可など、EC運用では“例外ルール”が増えがちです。

RuffRuff 注文制限は、そうした購入ルールを1つのアプリでまとめて管理し、購入者に見せるメッセージや翻訳データ、デザイン、表示タイミングまで調整できるのが特長です。

 

<目次>

・RuffRuff 注文制限とは?

・主な機能・特徴

・対応できる施策・活用例

・導入方法

・導入時・運用時の注意点

・こんな方にオススメ!

・まとめ

 

■RuffRuff 注文制限とは?

「RuffRuff 注文制限」は、Shopifyストアに数量や金額、重量などによる、さまざまな購入ルールを追加できるアプリです。

制限対象は商品/バリエーション/カート単位で設定でき、対象商品の指定も全商品・特定商品・コレクション・商品タグなど柔軟に選べます。

また、Shopify公式の基準を満たしたアプリに付与される Built for Shopify の表記もあり、安心して運用に組み込みやすい点もポイントです。

 

■主な機能・特徴

「RuffRuff 注文制限」の主な機能は以下の通りです。

  • “制限ルール”を一元管理できる
    「お一人様◯点まで」だけでなく、「合計金額が◯円以上(または◯円以下)で購入可」「特定タグ商品は同梱不可」「顧客タグ/ログイン状態(会員)で購入可否を分ける」など、制限をまとめて設定できます。

  • 購入者に見せる文言・表示タイミングを調整できる
    制限に引っかかった際のアラート文言(商品メッセージ/アラートメッセージ)や、表示タイミング、デザインなどを調整可能です。購入者に伝わる言い回しにできるので、カゴ落ちや問い合わせ増を抑えやすくなります。
    ※アプリ管理画面の対応言語は日本語・英語です。一方、購入者に表示するメッセージの翻訳は、Shopify側で公開している言語にあわせて設定できます。

  • チェックアウト段階でも制限を適用できる
    本アプリは「Cart and Checkout Validation API」を使った制限適用を特徴として掲げています。これにより、カート〜チェックアウトの流れの中で条件に合わない購入をブロックできる設計です。


ルールの種類 制御できること
商品の数量 最小/最大購入可能数
商品計 最小/最大購入可能金額
ディスカウント適用前か後かも設定可能
重量 商品/1受注/バリエーションごとの最小/最大購入可能重量を設定可能
同梱制御 商品指定だけでなく、コレクションや商品タグを使って同梱可否の設定が可能
顧客 会員かどうかだけでなく、顧客タグや顧客メタフィールドでの制御が可能
配送方法

商品によって、特定の決済または配送方法を選べなくすることが可能
言語や会員かどうかでの判定も可能

決済方法
閲覧制限(※) 特定の条件に合う顧客以外は商品ページ自体にアクセスできないようにする

※閲覧制限は顧客の知識レベルによっては突破されるリスクがあります

■対応できる施策・活用例

「RuffRuff 注文制限」は、購入数・金額・重量・同梱可否・会員条件など、ストア運用で発生しがちな“購入ルール”をまとめて設定できるアプリです。
以下では、実際にどんな施策に活用できるかを紹介します。

  • 転売対策:人気商品の「お一人様◯点まで」や、購入条件(合計金額・重量など)で制御
  • 同梱不可:温度帯が違う商品/メーカー直送品/予約商品などを「同時購入不可」に設定
  • B2B・会員向け運用:顧客タグやログイン有無で購入可否・閲覧可否を出し分け
  • 決済・配送の制御:条件に応じて支払い方法を非表示にしたり、配送系の制限ルールを設定
  • キャンペーン条件:対象商品の合計金額が「◯円以上で購入可」などの“条件付き販売”を実装

特に、セール時の転売対策や会員限定販売、出荷都合による同梱制限など「ルールが増えるほど運用が複雑になる」ストアでは、制限を仕組み化してミスや問い合わせを減らしやすいのがメリットです。

■導入方法

(1) Shopifyアプリストアで「RuffRuff 注文制限」をインストール

(2) アプリで制限ルールを作成

(3) 各ルールに目的に応じた制限を設定(対象・条件・メッセージ等)

(4) テーマエディタで埋め込みアプリ(App embed)を有効化

(5) テスト(テスト商品などでブロック/表示を確認)し、問題がなければ本番環境に適用

 

■導入時・運用時の注意点

  • 「最大個数」は“どの単位で数えるか”で効き方が変わります(バリエーション/商品/カートの3種類)。詳細は公式ヘルプセンターの適用範囲(個数ルール)をご確認ください。

  • 「1ルールあたり指定できる商品数50件/コレクション50件」の制約があります。商品数が多い場合はコレクションや商品タグでの指定が推奨されています。

  • Shopify側で公開されている言語のみ翻訳でき、翻訳データはルールごとに用意が必要です。ルールを複製した際、翻訳データは引き継がれない点は、運用時に見落としやすい要注意ポイントです。

 

■こんな方にオススメ!

以下のような課題・ニーズを持つShopify運用者には特におすすめです。

  • セールや限定販売で購入数制限を入れたい方(転売対策など)

  • 同梱可否や重量、金額条件などによる運営上の制約が多いストアの方

  • 会員などの顧客区分ごとに購入条件を出し分けたい方

  • コード編集は避けつつ、管理画面中心で制限運用を仕組み化したい方


■まとめ

RuffRuff 注文制限は、ECサイト運用者が「こういう購入制御ができたらいいな」と感じる“例外ルール”を一元管理できるShopifyアプリです。購入者に見せる文言や翻訳、デザイン、アラートの表示タイミングまで調整できるため、「制限をかけたいけど、離脱や問い合わせが怖い」という悩みにも対応しやすい設計であると言えます。

いかがでしたでしょうか?
今回はShopifyアプリ「RuffRuff 注文制限」についてご紹介しました。
購入ルールをスムーズに運用したい方は、導入をぜひ検討してみてください。

 

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著者名:オオノ

バンドが好きなプログラマー。世代をまたいでうろうろしてます。

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