ECサイトの改善に取り組んでいると、「アクセスはあるのに売上が伸びない」「ユーザーが何を探しているのか分からない」と感じる場面は少なくありません。GA4や広告データを見れば流入や遷移は把握できますが、それだけでは見えにくい領域があります。
それが、サイト内でユーザーが実際に入力した検索キーワードです。
商品を探すために検索窓を使うユーザーは、すでに欲しいものがある程度明確になっていることが多く、このデータは購買意図にかなり近い情報だと考えられます。こうした検索ニーズを自動で収集・分析できるのが、メイクショップアプリ「検索ワードプラス」です。
本記事では、検索ワードプラスで何ができるのか、どのようなショップで活用しやすいのかを整理しながら、導入判断のポイントを解説します。
【目次】
■「検索ワードプラス」とは
検索ワードプラスは、サイト内検索で入力されたキーワードを自動で収集・分析できるメイクショップアプリです。ECサイトでは、ユーザーがどのページを見たかは把握できても、「何を探そうとして検索したか」までは見えていないことが少なくありません。
このアプリを使うことで、ユーザーがどのような言葉で商品を探しているのか、どの検索ワードが多く使われているのか、といった情報を確認しやすくなります。つまり、検索ワードプラスは単なるログ取得ツールではなく、ユーザーの購買意図を可視化するための分析ツールとして活用しやすいアプリです。

(画像参照元:https://apps.makeshop.jp/view/item/000000000192)
■なぜサイト内検索データが重要なのか
サイト内検索のデータが重要なのは、検索行動そのものが購買に近い行動だからです。トップページやカテゴリページの閲覧は比較・検討の段階であることも多いですが、検索窓にキーワードを入力するユーザーは、欲しい商品や解決したい課題をある程度明確に持っています。
そのため、「よく検索されているのにヒットしないワードがある」「探されている商品が見つかりにくい」といった状況があれば、それは売上の取りこぼしにつながります。検索ワードの分析は、単に人気キーワードを知るためだけではなく、機会損失が起きている箇所を見つけるためにも有効です。
■検索ワードプラスでできること
検索ワードプラスの基本機能はシンプルですが、活用の幅は広くあります。まず、ユーザーが入力した検索キーワードを蓄積できるため、運営側が想定していなかった言い回しや、表記ゆれ、カテゴリ名とのズレなどに気づきやすくなります。
また、検索回数の多いキーワードを見れば、「売れている商品」ではなく「探されている商品」が分かるようになります。この違いは意外と大きく、需要はあるのに見つけにくい、訴求が弱い、といった改善ポイントの発見につながります。
実務としては、検索データをもとに商品名や説明文、カテゴリ設計、タグ設計、導線の見直しへとつなげていくことができます。つまり、検索ワードプラスは「検索データを見る」ことが目的ではなく、改善施策の精度を上げるための材料を集めるためのアプリと捉えるとユースケースが浮かんでくると思います。

(画像参照元:https://apps.makeshop.jp/view/item/000000000192)
■導入を検討しやすいショップの特徴
このアプリはすべてのショップで必須というより、商品点数が多いショップや、ユーザーが検索を使って商品を探す場面が多いショップで特に活用しやすい傾向があります。商品数が増えるほど、カテゴリ導線だけでは目的の商品にたどり着きにくくなるため、検索データの重要性が高まるからです。
- 商品点数が多く、検索利用が発生しやすい
- 回遊率やCVRが伸び悩んでいる
- 販売中なのに「○○はありますか?」という問い合わせが多い
- 表記ゆれやカテゴリ設計の最適化余地がある
一方で、単品通販やブランド指名買いが中心のショップでは、検索の利用頻度自体が高くない場合もあるため、優先度は相対的に下がる可能性があります。導入判断では、検索データを見ることで改善余地が見つかりそうか、という観点で考えると整理しやすくなります。
■料金プラン
初期費用:0円
月額費用:1,000円~2,000円
契約期間:月次契約
費用対効果を検討する際は、「検索データを見られるようになるか」だけでなく、検索ニーズを把握できていないことによる機会損失がどれくらい発生しているか、という観点で見ると判断しやすくなります。比較的導入しやすい価格帯のため、まずはデータを蓄積して改善余地を確認したいショップとも相性がよいと言えます。
■実務での活用イメージ
実際の運用では、検索ワードを定期的に確認し、検索回数が多いワードや、改善余地がありそうなワードを抽出していく流れが考えられます。その上で、商品名の見直し、タグ追加、カテゴリ再設計、特集ページの作成などにつなげていくことで、ユーザーが目的の商品にたどり着きやすい状態を作っていきます。
このプロセスは派手な施策ではありませんが、ユーザーが「探しているのに見つからない」状態を減らしていく取り組みとして、着実に効いてくる改善です。広告や集客施策に目が向きやすい場面でも、まずはサイト内での探しやすさを整えることが、売上改善の近道になるケースは少なくありません。
■まとめ
検索ワードプラスは、サイト内検索キーワードを自動で収集・分析し、ユーザーの「探しているもの」を可視化できるメイクショップアプリです。ECサイトの改善では流入や広告に注目しがちですが、実際にはサイト内で何を探しているかを把握することも同じくらい重要です。
特に、商品数が多いショップや、検索経由で商品を探すユーザーが多いショップでは、改善のヒントを見つけやすい可能性があります。今のサイトで「ユーザーが何を求めているのかが見えにくい」と感じている場合は、検索データの可視化から始めてみてもよいかもしれません。
■運営会社紹介
フォーミックスは「メイクショップ」「クラウドEC」のオフィシャルパートナーです。
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